中華丼をめぐる争いについて

私が中学校の時の話です。私の家には姉が一人、弟が一人いて、どちらも2つ違いなのですが、その3人とも中華料理屋さんに行くと「中華丼。」とコールするほどの大の中華丼好きなんです。まったくなんでまた、中華料理が数多くある中で中華丼何だと言う話ではあるのですが、まいろいろと幼少期からの味覚の問題(つまりは、子どもの時に食べたものは一生舌に影響を与えるという話)なんかもあるのかなと、そういう笑い話にもなっています。


さて、そんな我が家の中華丼事情なのですが、あるとき、この中華丼をめぐる大戦争が勃発したことがありました。その日は家で残り物をかたずけるとかなんとかで、中華丼だったり、焼きそばだったり、マーボー豆腐だったり。そういうものがいくつか小皿に載って出てきました。中華丼というか、野菜のあんかけ野菜炒めですね。これを手元のお茶碗に乗せて、中華丼にするというようようなタイプの話です。そこで、中華丼にできる野菜炒めが少なかったのです。


中華丼にできる野菜炒めは約2人分、私たち兄弟は3人でしたので、おそらく1人は少なくとも中華丼を食べることができないということがあったのです。そこで私は、中華丼(あんかけ野菜炒め)を取り合いになる前にささっと自分のお茶碗の上に載せてしまいました。その時でした。横から弟の猛烈なタックル。なんと中華丼食べたさのために、私の乗せようとしているあんかけ野菜炒めを横から奪おうとしたのです。不意打ちだった私は、それでお茶碗を床に落としてしまいました。

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